興奮のトークショー

 

 一日の流れを記しておきます。

 

5月29日(木) こだま 名古屋8:29→東京11:17

霞ヶ関に移動して、日比谷公園日比谷松本楼にてランチ。

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印象深かったのはトマトケチャップ。

トマトジュースのような、塩味が効いた味がして美味しかったです。

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森のレストラン日比谷松本楼

なんでも夏目漱石の『野分』という作品にも登場しているそうな。

 

ホテルに移動して荷物を預けたあとは、新桜町の長谷川町子美術館へ。
 

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思ったほど展示数も、サザエさん色も少なく、さっくり巡る。
でも新桜町は、町中のお店の前にサザエさんのボードが置いてあったり、
曲が流れてたりして、雰囲気に癒されます。
 

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 帰りは駅前でヴィヨンのバウムクーヘンを購入しました。

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おいしいバウムクーヘン取寄せの洋菓子ヴィヨン 世田谷区

 

それから移動して霞ヶ関駅

お目当ては・・・

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豊川稲荷東京別院

 

以前友人が東京に行った際、

かわいい御朱印帳をこちらで購入してきてくれたので

御朱印をつけてもらいに行ったのですが、迷いに迷って16:50着。

すでに受付は閉まっていたのでした。

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 とても神々しいですね。こちらのお寺さんは実はビル街の中にあります。

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 写真には写っていないのですが、

ベンチがいくつか境内に設置されていて

人々の癒しの空間として利用されているようです。

 

たくさん動いて小腹が減ってきたので、

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デリーモ (DELIMMO) - 赤坂/カフェ [食べログ]

とても甘くておいしかったです。

大きさは結構大きいので、シェアしてもいいかも。

(かくいう私は一人で完食しましたが)

 

さて、赤坂見附駅から移動して18:30からは本日のメインイベント。

未知の身体世界へ 養老孟司&内田樹トーク(司会・森田真生) | Peatix

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内田先生の著書ブームな私はミーハー心をおさえられず、

今回の旅行を計画したのでした。

 

内田先生の語り口調は「辺境ラジオ」そのまま。

養老先生の著書の分析のお話から、

(不思議と脈絡のなかったようなお話に文脈が現れるのです。)

ちょっぴりうさんくさい憑依のお話まで、

(不思議と信憑性に満ちているように思われるのです。)

相変わらず絶好調でした。

 

養老先生のお話ははじめて御拝聴しましたが、

事実と、自分の見解を、淡々と述べられる話しぶり。

事象をあるがままに観察、計測する姿勢はまさしく科学者。

かといって堅苦しい印象はまったくなく、

根っからの文系頭の私でもわかる、たいへん興味深いお話をされていました。

「虫の身体運用が想像できる」という話は

虫好きとは言えない私にとってまったく想像がつきません。

 

それから一番笑わせてもらったのが司会の森田さんの飛ばしっぷり。

終盤5分前に「そろそろまとめに入ろうか」という両先生の言葉を受け、

数学の話をはじめるも、気分が高揚してきてしまったようで、

話が続くこと、続くこと!

しかし、森田さんは本当に数学がお好きなのですね。

数学、数字をみるとジンマシンができそうなほど苦手意識のある私でも

どんどん引き込まれるようなお話でした。

 

これはどんな話題でもそうなのですが、

何かを一生懸命に、大切にしている人の、

その対象についてのお話は、完全には理解できなくても

聞いているこちらまで気分がよくなってくるのですね。

 

久々の旅行、自分の思うが儘に行動できる一日を過ごして、

やっぱり一人旅もわるくないなと再認識できた一日でした。